土から這い出るオウムが1羽ZeroNet支部
こちらを本部としたうえで、あちらはZeroNet支部とします。
ZeroNet支部設立のあらまし
ここはAWSでS3とCloudFrontを使って配信しています。これは簡便かつ安価なのに、セキュアで高可用性だと思います。もちろん安価なのは従量課金だからで、もし無限にアクセスされれば無限に料金が発生します。
料金が支払えなくなった時点でサーバは閉鎖されます。また、さすがにAWSが倒産するなんてあり得ないと思いますが、私企業である以上はそのリスクがあります。現にYahoo!のジオシティーズやブログはサービス終了によって情報が失われました。
余計な話題ですが、BMSのいろいろも結構ジオシティーズ上にあったりしました。ジオシティーズ終了なんて思ってもみませんでしたけど、結果として一部は救うことができたのでよかったです。
さて、ではどうやって情報を残しましょう。いろいろとありますが今回は「中央のサーバーが無い為サーバーダウンが発生しない」らしいZeroNet上での配信を開始します。
ZeroNetとは
ウィキペディアによれば「ZeroNetは、BitcoinやTorrentなどに使用されているP2P技術によって作られたネットワークとそれに接続する為のソフトウェアの総称」とあります。
インターネットはネットとついてますが、実際には大きなサーバにクライアントが群がっている図が正しいと思います。中央集権はメリットも大きいですが、相応のデメリットがあります。
例えば某SNSが一国の大統領をBANしたり。大義名分はありますけど、それにしたって私企業が一存で発言の場を消し飛ばすのは怖いものです。分散化することでそういった恣意的な動きから身を守ることができます。
運用中のPleromaもその思想があります。しかし結局、AWSという基盤の上に立っているに過ぎません。AWSから規制を求められたら、継続のためには従うほかありません。ParlerというSNSがその憂き目に遭っています。
ところがどっこい。ZeroNetはそれをも解決しようとしています。ISPを止めたりしないとZeroNetの情報拡散を止めるのは難しそうです。
最近の情勢的に人が集まるかと思ったらそんなことは全くなかったですね。
成人向け?
ZeroNet支部は成人向けの内容を取り扱うことにします。取り扱うかはともかくとして。
XXXなコンテンツを許容する場を設けたいと言えば設けたかったので、ちょうどよかったですね。Torネットワーク内で配信できるので、検閲規制も受けにくいことには受けにくいです。法で規制されるようなコンテンツは絶対に配信しませんけど。
裏を返せば、一度配信したらもう取り消せないということです。本当の意味で、放流したデータは広大なネットの海を漂います。こわい。
本部との違い
本部にある記事はミラーされます。
内容が内容な記事はZeroNet支部のみの配信になります。
参考
ZeroNet
Bitcoin(ビットコイン)の暗号化技術とBitTorrentのネットワーク技術を使い検閲不能・コストゼロ・常にアクセス可能なサイトを作る「ZeroNet」 - GIGAZINE
ダークネット「ZeroNet」のお話
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